voice_4先輩の声④

  • HOME
  • 先輩の声④

Voice 4

先輩の声 SHUN.K

あやめ薬局は、千葉県・東京都・埼玉県・茨城県のエリアで調剤薬局を展開しています。「あやめ薬局で働きたい」というイメージを持ってもらうため、働く先輩たちに入社したきっかけやスタッフへの印象、やりがい、働く上で大切にしていることについて語ってもらいました。

これまで得た知識・経験を活かして患者様と向き合う

これまで得た知識・経験を活かして患者様と向き合う

薬剤師の仕事は患者様ありき。ただお薬の説明をするだけではなく、患者様の症状や悩みと向き合い、ベストな対応をとることが大切です。大変なこともありますが、患者様からの「ありがとう」は、薬剤師にとって大きなやりがいになります。

先輩の声4
SHUN.K
2019年入社

先輩の声04

患者様の声に耳を傾け、悩みに寄り添うことが薬剤師のモットーです。

あやめ薬局に入社したきっかけは?

あやめ薬局に入社したきっかけは?

私の場合 “お金”が関係しています。 実は、大学4年生のときに学費が足りなくなってしまったんです。 それで、当時所属していた研究室の教授に相談したところ、社長を紹介してもらいました。「あやめ薬局で薬剤師として勤務すれば、 奨学金で学費を補填できる」と言ってもらえたときは、うれしかったですね。

その後人事部長とこれからの働き方などを相談し「風通しの良い会社だな」と思い、 入社を決めました。 医療関係の仕事を志したのは、中高生の頃から化学に興味があったからです。 昔から、他の教科に比べて化学は成績が良かったんです(笑)。自分の好きなことができて、 なおかつ人のためになる仕事だと思い、調剤薬局の薬剤師を目指しました。

実際に働いてみた印象はどうですか?

実際に働いてみた印象はどうですか?

やはり薬剤師は、“患者様ありき”の仕事だと思いました。 患者様にお薬を渡すときって、薬剤師という職業柄どうしても 「このお薬には副作用があります」と伝えることが念頭に来てしまいます。 でも、患者様は必ずしも副作用の情報を求めているわけではありません。 「早く薬がほしい!」という方もいれば、「話し相手になってほしい」というご高齢の方もいます。なので、そうした方々のニーズにうまく応えながら、 安全にお薬を使っていただけるよう伝えることにいつも気を配っています。

あと、場合によっては患者様の所望されるお薬を出せないときもあるんです。 そういうときは、「この薬は副作用があるから出せません」と言って終わりにするのではなく、患者様の話をじっくり聞いたり、先生に確認を取ったりして、出せない「理由」をきちんと説明します。なので、薬剤師というのは大学で得た知識を使うだけではなく、患者様と向き合う仕事なのだと実際に働いてみて思いましたね。

現在の仕事内容を教えてください

基本は調剤と服薬指導です。お薬を安全に、病院の先生の指示通り患者様にお渡しするのが主な仕事内容ですね。 病院の先生が出す処方箋には必要最低限のことしか書かれていません。薬剤師の仕事は、そこから「先生がどんな効果を期待してそのお薬を処方したのか」「どういう治療方針なのか」を読み取り、なるべく専門用語を使わないで患者様にお渡しすることだと思っています。処方箋は、患者様にとってはある意味「暗号」なんですよ。それをわかりやすく解読し伝えるのが我々の仕事の最重要ポイントだと思います。

一週間のスケジュール例

月曜日
がん診療病院連携研修
火曜日
出張(大学訪問)
水曜日
鹿島店
木曜日
休み
金曜日
鹿島店
土曜日
鹿島店
日曜日
休み

今の仕事にどんなやりがいを感じていますか?

今の仕事にどんなやりがいを感じていますか?

今まで学んできたことや積み重ねてきた経験を、患者様のために役立てられるのがやりがいです。 最近だと、こんなことがありました。患者様の中に、全身の湿疹と痒みに悩んでいた方がいたんです。 お出しする薬もかなり強いものだったんですが、それでも「症状が良くならない」とおっしゃっていて……。 ある日、その患者様が「頭の痒みだけでもどうにかしたい」と相談に来られたんです。

そのとき私は、自分自身の経験からその患者様に何かアドバイスできないかと考えました。 実は私も乾燥肌タイプで、頭皮の痒みに悩んでいた時期があったんです。 でも、私の場合シャンプーを変えることで痒みが随分落ち着いたんですね。 なので、この患者様にも当てはまるんじゃないかと思い、同じシャンプーのサンプルをお渡ししました。

その結果、後日患者様から「今頭皮の状態がとても良い。ありがとう」と言っていただけたんです。 この患者様の場合、「元々お渡ししていた薬が強過ぎて今のような症状になっていたのかな……」とも思っていたので、 シャンプーで症状が改善されたと聞いたときはとてもうれしかったですね。

今でも、この患者様は薬局に来るたびにお礼を言ってくれるんです。 こういうときは、自分の経験や勉強が役に立ったと実感できて、非常にやりがいを感じますね。

業務で心がけていることは何ですか?

業務で心がけていることは何ですか?

「正確にスピーディーに」ということを心がけています。 あと、業務全般が「ルール」を守って進んでいるか確認することも大切にしています。 たとえば薬剤師の仕事には、患者様にお出しする薬が「保険診療で適用できるか 」を確かめる業務も含まれるのですが、そこでもルールは大事にしますね。というのも、先生が「患者様を治したい」という一心で出してくれたお薬も、 保険診療のルールに照らし合わせた場合、出せないこともあるんですよ。 そういうときは、先生と患者様の間に入ってうまく調整するよう心がけています。

とは言っても、これはなかなか難しいんです。 患者様は症状に悩んで病院に来て、先生はそれを治すためにお薬を処方するわけじゃないですか。 だから、「先生がいいと言ったのにどうして薬を出してくれないんだ」と思われることもあります。 正直この板挟みはつらいですが、そこは「ルールなので」としっかり患者様と向き合い 説明することを大切にしています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

どんな人と一緒に働きたいですか?

ずばり、「面白い人」と一緒に働きたいです。薬局って、ある意味ひとつの密閉された空間なんです。 そこに、面白い考えの人が入ってくれれば大きな刺激になると思います。

あやめ薬局には、後輩を親身にサポートしてくれる先輩がたくさんいます。 私は薬剤師として実務経験がない中入社しましたが、患者様とのやり取りなどで壁にぶつかったときも、「何かあったら責任は取るから」と先輩が背中を押してくれるシーンが多々ありました。 下志津店は患者様の数も多く、処方の内容がかなり高度なこともありますが、支えてくれる仲間がたくさんいます。 なので、自分にはない考えを持ったフレッシュな人は大歓迎です! 未経験でも怖がらずに、一緒に働きましょう!

これからチャレンジしたいことや目標はありますか?

これからチャレンジしたいことや目標はありますか?

あやめ薬局の下志津店は、「専門医療機関連携薬局」認定制度が始まってから認定されています。県内でも数件しか認定されていないです。(※インタビュー時点の話です。)なので私自身も会社のサポートを受けながら「がん認定薬剤師 」の資格取得を目指したいと思います。将来的には、これから新しく入る人と一緒にがんに対する知識を深め、専門性を高めていきたいです。

また、新しく入る人の知識や考え方もどんどん吸収していきたいですね。私は大学卒業後すぐに薬剤師になったので、自分で言うのはちょっと恥ずかしいんですが学術・知識面では一番フレッシュだったと思うんです(笑)。 そんな中、自分が学んだことを周りの先輩と共有するのはとても良い経験でした。なので、後輩となる人と新しい議論を交わしたり、薬の知識を深めたりということも、今チャレンジしたいことです。